【レッスン内容】形容詞
今回は品詞の1つ「形容詞」について学びましょう。形容詞を使いこなすことで、英語表現の幅がグッと広がります。逆に言えば、形容詞を使いこなせないと、伝えたいことを英語で表すのが困難になってしまいます。
形容詞は種類は多いですが、使い方は難しくないので早速みていきましょう。
目次
形容詞とは
形容詞とは、名詞を修飾し、名詞の性質や状態を表す語です。また、補語として使われることもあります。名詞の前において修飾する使い方を「限定用法」、名詞の後において修飾する使い方を「叙述用法(じょじゅつようほう)」と呼びます。
形容詞の用法
限定用法
限定用法は名詞を修飾する形容詞で、名詞の前に形容詞をおきます。


叙述用法
叙述用法は、名詞の後に形容詞をおき名詞を修飾します。be動詞や、become、seemなどの連結動詞と呼ばれる動詞と一緒に使います。
第2文型(S+V+C)と第5文型(S+V+O+C)の補語(C)としても使われます。第2文型では、主語(S)となっている名詞または代名詞の説明、第5文型文型では目的語(O)になっている名詞の説明をします。
▼文型についての詳しい説明はこちら→英語の文型の見分け方!初心者でもわかりやすい基本5文型の解説【中学英語基礎.2】




形容詞の見分け方
形容詞の単語は、とても種類が多く全てを暗記するのは大変です。しかし、形容詞は、名詞に何らかの語尾を組み合わせている単語が多いので、そこに注目することで、わからない単語が形容詞かどうか見分ける際の参考になります。また、元の名詞の意味がわかれば、形容詞に形が変わっても意味を推測することが出来るので、形容詞の語尾を覚えておくと役に立ちます。

数量形容詞
数量形容詞とは、数や量を表す形容詞です。可算名詞か不可算名詞かで、使う数量形容詞が異なります。数量形容詞も多数ありますが、ここではよく使う数量形容詞を紹介していきます。
▼可算名詞/不可算名詞についての詳しい説明はこちら→可算名詞と不可算名詞の見分け方!数えられるかどうかは感覚が重要【中学英語基礎.5】
可算名詞に使う数量形容詞
不可算名詞に使う数量形容詞
可算名詞/不可算名詞どちらにも使う数量形容詞
形容詞の順番
形容詞は1つの文章でいくつも使うことができます。形容詞を複数使う場合は、形容詞の優先順位に基づいて表します。
1.主観(例:cool, beautiful, difficult)
2.サイズ(例:big, small, tall)
3.年齢/年数(例:old, young, new)
4.形(例:square, long, sharp)
5.色(例:pink, black, dark)
6.出身(例:Japanese, Asian, American)
7.素材(例:wooden, cotton, paper)



形容詞を使いこなして説明上手に!
例えば、「I saw a cat.(私は猫を見ました。)」だけでも意味は伝わりますが、「I saw a cute little black cat.(私は可愛い小さな黒猫を見ました。)」と言った方が、相手に詳細が伝わり、どんな猫だったのか想像しやすくなりますよね。形容詞を使って名詞を説明することで、伝えたいことを明確し、表現の幅が広がります。ぜひ、日頃の英語に形容詞をバンバン取り入れてみてください。
今回のまとめ


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