英語の代名詞とは?混乱しやすい形の変化は一覧表を使って覚えよう【中学基礎英語.6】

【レッスン内容】代名詞

今回は品詞の1つ「代名詞」について学びましょう。英語を使いこなすには、この代名詞をマスターすることがとても大切です。代名詞がわかっていないと、何が言いたいのか伝わらなかったり、英文を読み間違える原因にもつながります。

また、代名詞は形が変化するのでどのように変化するのかも、一覧表で確認していきましょう。

popolon
英語は、「これ/あれ」や「彼/彼女」など代名詞を使いまくる言語なので、しっかりとマスターしましょう。

代名詞とは

代名詞とは、名前など、一度英文に登場した名詞の代わりに使われる語のことで品詞のひとつです。日本語では、主語を省略する傾向があるので文章や会話中に同じ名前が何度も出てきてしつこいということはありませんが、英語は主語を省略することがないので、代名詞を使わないと同じ名詞が何度も登場し、しつこい上にわかりにくくなってしまいます。

そこで、文をわかりやすく読みやすくするために代名詞を使います。

代名詞はその用法によっていくつかの種類に分けられます。分け方の定義は諸説あり、参考書によって分類の仕方が異なることがありますが、ここでは大きく5つの種類に分けて紹介していきます。それぞれ使い方や意味が異なるので、1つずつ見ていきましょう。

1.人称代名詞

人称代名詞とは、人やものを指す時に使う代名詞です。人称代名詞は、文のどこに使うか、使い方によって形が変化します。「~は/~が」として使う場合は「主格」、「~の」として使う場合は「所有格」、「~を/~に」として使う場合は「目的格」と呼びます。

chihiro
種類が多すぎてチンプンカンプンです…。
popolon
日本語での呼び名だけ見ると堅苦しい名前がついていてわかりにくいですが、実際の英文を見ると実は単純なので、日本語に惑わされずに頑張りましょう!

主格

文の主語になる代名詞で、「~は/~が」という意味になります。

I play the piano.(私はピアノを弾きます。)

He has a book.(彼は本を持っています。)

所有格

後に続く名詞を修飾する代名詞で、「~の」という意味になります。

My dog is very cute.(私の犬はとても可愛いです。)

Her husband is a teacher.(彼女の夫は教師です。)

目的格

動詞の目的語になる代名詞で、「~を/~に」という意味になります。また、前置詞の後に使うこともあります。

I call him Tommy.(私は彼をトミーと呼びます。)

Look at me.(私を見て。)

人称代名詞一覧表

人称代名詞は誰を表すのか、また単数(1人/1つ)なのか複数(2人以上/2つ以上)なのかによっても形が変化します。一覧表で確認していきましょう。

単数の人称代名詞一覧表
単数の人称代名詞一覧表画像
複数の人称代名詞一覧表
複数の人称代名詞一覧表画像

2.所有代名詞

「所有格+名詞」が合わさり1つの単語になった代名詞で、「~のもの」という意味になります。名詞として扱われるので、主語にすることもできます。

This book is hers.(この本は彼女のものです。)

These are mine.(これらは私のものです。)

所有代名詞一覧表

所有代名詞一覧表画像

3.再帰代名詞

再帰代名詞は所有格や目的格の後ろに「-self」「-selves」をつける代名詞で、「~自身」という意味になります。

He introduced himself.(彼は彼自身を紹介しました→彼は自己紹介をしました。)

I looked at myself in the mirror. (私は鏡に映る自分自身を見ました。)

再帰代名詞一覧表

再帰代名詞一覧表画像

4.指示代名詞

指示代名詞とは、人やもの、事象を指す時に使う代名詞です。日本語と同様に、近くのものに対しては「これ」遠くのものに対しては「あれ」という使い方をします。また、誰かを紹介する際にも使います。

This is an apple.(これはリンゴです。)

That is my car.(あれは私の車です。)

These are your books.(これらはあなたの本です。)

What is this?(これはなんですか?)

This is my husband.(こちらは私の夫です。)

指示代名詞一覧表

指示代名詞一覧表画像

5.不定代名詞

不定代名詞は、人やもの、数量など不特定のものを漠然と表す代名詞です。「some」「one」「any」「each」などがあります。

one
「one」は前に出た名詞と同じものを指すのに使います。

My pen is old, I want a new one.(私のペンは古いものなので、新しいのが欲しいです。)

popolon
この文では、my pen=one です。
some, any
「some」「any」は共に「いくつか」「何人か」という意味です。「some」は肯定文で使い、「any」は否定文と疑問文で使います。また、「thing」をつけて「something/anything」になったり、「one」をつけて「someone/anyone」になるもなります。
 
不定代名詞表画像

Some of my friends went to the park.(私の何人かの友達は公園へ行きました。)

Do you have any ideas?(何か意見はありますか?)

I don’t know anything about you.(私はあなたについて何も知りません。) 

all/both/each
「all」は全てのもの/人、「both」は両方のもの/人、「each」はそれぞれのもの/人、という意味です。「all」と「both」は複数形として、「each」は単数形で扱います。

All of them know the movie.(彼ら全員がその映画を知っています。)

Both of her sons are students.(彼女の息子はどちらも学生です。)

Each of us has a book.(私達はそれぞれが本を持っています。)

chihiro
「all/both/each」が単数形か複数形かの扱いの違いによって、文章に使う単語の形も変化するんですね。

番外編.代名詞it

「it」は、人称代名詞としての「それ」という使い方以外にも、便利な使い方があるのでぜひ頭に入れておきましょう。

時間などを表すit

時間や天気、距離などを表す時に使います。英語は主語を省略しないので、形式的にitを主語にして文を作ります。

It is 10:00 now.(今は10時です。)

It is sunny.(晴れています。)

It is Sunday.(日曜日です。)

It is 5km to my home.(私の家まで5kmです。)

chihiro
あくまで形式的な主語だから、「it=それ」とは訳さないんですね。

形式主語のit

主語が長くなるのを防ぐために、形式的にitを主語にします。

It is nice to see yo again.(またお会いできて嬉しいです。)

It is difficult for me to lean English.(英語を学ぶことは私にとって難しいです。)

popolon
この場合は「it=to learn English」なので、「To learn English is difficult for me.」という文に書き換えることができます。

代名詞の形の変化は暗記必須

中学生時代に「I/my/me/mine」とよくわからないけど暗記した!という方も多いかと思いますが、この代名詞の変化の暗記は、実はとても重要な作業だったんですね。今一度、意味と使い方を確認した上でしっかりと頭に叩き込みましょう。

chihiro
「アイマイミーマイン!」語呂が良いから覚えやすいですね♪

今回のまとめ

代名詞とは
名前など、一度英文に登場した名詞の代わりに使われる語のことで品詞のひとつ。
 
 
代名詞の種類
・人称代名詞→ 人やものを指す時に使う代名詞
(I, you, them など)
 
・所有代名詞→ 「所有格+名詞」が合わさり1つの単語になった代名詞
(mine, yours, theirs など)
 
・再帰代名詞→ 所有格や目的格の後ろに「-self」「-selves」をつける代名詞
(myself, yourself, themselves など)
 
・指示代名詞→ 人やもの、事象を指す時に使う代名詞
(this, that, these, those)
 
・不定代名詞→ 人やもの、数量など不特定のものを漠然と表す代名詞
(one, some, any, all, both, each など)
 
 
代名詞の変化一覧表
 
単数
代名詞の変化一覧表画像
複数
代名詞の変化一覧表画像
 
 

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