可算名詞と不可算名詞の見分け方!数えられるかどうかは感覚が重要【中学英語基礎.5】

【レッスン内容】可算名詞・不可算名詞

前回は名詞と名詞の複数形の作り方のルールについて学びましたが、この名詞には数えられる名詞と数えられない名詞があります。これは日本語にはない概念ですが、英語は数にこだわる言語なので英語を学ぶ上では重要です。

今回は、数えられる名詞「可算名詞」と数えられない名詞「不可算名詞」について学んでいきましょう。

chihiro
あ゛~… またよくわからない話ですね。
popolon
…ですよね。日本語では、~個、~台、~杯など基本的にどんな物でも「数」で考えるのに対し、英語では「数」または「量」で考えるという概念の違いがあります。その違いから生じるのが、この可算名詞と不可算名詞なんです。簡単に言うと、「数えられるか」「数えられないか」ということです。

可算名詞とは

英語の文法用語の一つである、名詞の種類。1つ、2つと数えられる物を指す名詞のこと。数えられるので、単数の場合は冠詞のaやanが付き、複数の場合はsやesを付けて複数形にする。

可算名詞の例

人や動物など固体で一定の形や区切りがあるもの(普通名詞)

cup(カップ)

egg(玉子)

boy(男の子)

dog (犬)

同じ種類の人やものが集まって集団になったもの(集合名詞)

family (家族)

nation(国民)

class(クラス)

popolon
日本語でも、1クラスや3家族と数えますが、英語でもこれらは数えられると認識します。

可算名詞の数え方

日本語と同じように、1つ、2つ…と数えます。

単数場合

a book(本1冊)

an apple(リンゴ1個)

複数の場合

two books(本2冊)

three apples(リンゴ3個)

chihiro
可算名詞の場合は、先日学んだ「名詞の複数形の作り方」の通りにすれば良いんですね!

不可算名詞とは

英語の文法用語の一つである、名詞の種類。1つ、2つと数えられない物を指す名詞のこと。数えられないので、単数の場合の冠詞や、複数の場合の複数形がない。

不可算名詞の例

気体や液体など、固体ではなく決まった形がないもの(物質名詞)

water(水)

bread(パン)

meat(肉)

sugar(砂糖)

cheese(チーズ)

paper(紙)

chihiro
ん?肉やチーズ、パンは形があるのに、不可算名詞なんですか?
popolon
そうなんです。そこが不可算名詞が日本人にとって難しいところなんです。これについては後ほど詳しく説明しますね。

人名や地名などで大文字で始まるもの(固有名詞)

Sunday(日曜日)

Japan(日本)

April(4月)

決まった形がないものや、見たり触ったりできないもの(抽象名詞)

love(愛)

beauty(美しさ)

information(情報)

news(ニュース)

advice(助言)

ひとまとめの意味を含むもの

baggage(荷物)

money(お金)

chihiro
ひとまとめ?
popolon
これについても、下の章で詳しく説明したいと思います。

不可算名詞の数え方

形、単位、容器などを用いて表します。単位など+of+名詞と表します。

a slice of bread(パン1切れ)

a cup of coffee(コーヒー1杯)

a teaspoon of sugar(砂糖小さじ1杯)

また複数ある場合は、冠詞のaを数字に変えて、その後ろに続く単位や容器などを複数形にして表します。

two slices of bread(パン2切れ)

three cups of coffee(コーヒー3杯)

chihiro
なるほど。sliceは形、teaspoonは単位、cupは容器ということですね。

不可算名詞の数え方一覧

形で数えるのか、容器で数えるのかの感覚も慣れないと中々判断が難しいですよね。よく使う不可算名詞の数え方をまとめたので、感覚をつかんでみてください。

表し方 ~に続く名詞の例 意味
a glass of ~ water, wine, juice (グラス)1杯の~
a bowl of ~ soup, salad (深皿)1皿の~、1杯の~
a piece of ~ cake, paper, cheese 1片の~、1切れの~
a bottle of ~ wine, water 1瓶の~
a can of ~ beer, juice 1缶の~
a bag of ~ sugar, flour, rice  1袋の~
popolon
ちなみにイギリスのパブ(居酒屋)では、pint glass(パイントグラス)というコップでビールを提供することから、a pint of beer(1杯のビール) という言い方をします。

不可算名詞の感覚

可算名詞か不可算名詞かを判断するには、英語での感覚をつかむことが大切です。例えば、waterは1杯、2杯…moneyは100円、500円…と数えられるというのはまさに日本語の感覚です。英語では、waterは「量」という感覚です。

chihiro
確かに、meatも「数」よりも「量」の方がしっくりきますね。

informationやnewsは、「決まった形がイメージ出来ない」ので数えることが出来ないという感覚です。

popolon
furniture(家具)も不可算名詞なのですが、これも家具といってもソファーやテーブルなど様々な種類があり特定の決まった形のものをイメージ出来ないという感覚です。

baggageは「ひとまとめ」というイメージなので数えられません。

popolon
baggageの意味を英英辞典で調べると、「スーツケースやバッグなど旅行に持って行く全ての荷物」とあります。つまり、baggage=suitcases + bagsと複数のものがまとまった意味があります。
chihiro
なるほど。moneyも紙幣と貨幣があるから、money=coins + notesで、ひとまとめということですね。
見えないもの(information, newsなど)
切ってもOKなもの(water, butter, paperなど)
ひとまとめのもの(baggage, moneyなど)
この3つのうち、どれかに当てはまるものは基本的に不可算名詞です。

英語の感覚に慣れて不可算名詞をマスター

可算名詞・不可算名詞については、日本語にはない感覚なので、覚えるというよりも慣れることが大切です。日常生活の中で、目についたものが可算名詞か不可算名詞かを意識してみると、英語の感覚を自然と身につけることができるので、ぜひ試してみてください。

chihiro
まさに、習うより慣れよってやつですね!

今回のまとめ

可算名詞
 
・人や動物など固体で、一定の区切りがあるもの(dog, book, egg)
・同じ種類の人やものが集まって集団になったもの(family, company, class)
 
可算名詞は、冠詞または複数形のs/esが付く。
 
不可算名詞
 
・気体や液体など、固体ではなく決まった形がないもの(water, sugar, meat)
・人名や地名などで大文字で始まるもの(Tokyo, Sunday, April)
・決まった形がないものや、見たり触ったりできないもの(love, news, information)
 
不可算名詞は、単位など+of+名詞で表す。

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ABOUTこの記事をかいた人

popolon

popolonです。国際結婚を機に、2010年からロンドンで暮らしています。夫と4歳の息子は日本語が話せないので、家庭内の会話は英語オンリー。最近は息子の英語レベルがどんどん上がってきているので、私ももっと英語の勉強をしなければ…と焦っています。皆さんと一緒に、英語の基礎を改めてしっかりと学んでいきたいと思います♪