【レッスン内容】一般動詞の肯定文/自動詞と他動詞の違い
今回は、「一般動詞の肯定文」の作り方を学びましょう。一般動詞の肯定文を作る上で、「自動詞と他動詞の違い」を知る事がとても重要になります。
自動詞と他動詞の区別がつかずに使い方を間違ったとしても、相手がネイティブスピーカーの場合は、こちらが何を言いたいのかを理解してくれます。しかし、正しく使い分けることで、より正確な会話をすることができます。
自動詞と他動詞について学びながら、一般動詞の肯定文の作り方をマスターしていきましょう!
目次
自動詞と他動詞とは?
前回、一般動詞は主語の動作を表す動作動詞と、主語の状態を表す状態動詞に分けることができると説明しましたが、この分け方以外に自動詞と他動詞という分け方があります。動作動詞と状態動詞は、覚えなくても特に問題はありませんが、自動詞と他動詞はその違いによって文章の作り方が異なるので、しっかり覚える必要があります。
自動詞…目的語を必要としない一般動詞のこと。「主語+動詞」だけで文を作ることができる。
他動詞…目的語を必要とする一般動詞のこと。「主語+動詞+目的語」で文章を作る。
自動詞を使った肯定文
自動詞とは、目的語がなくても文章が成り立つ一般動詞です。
最もシンプルな例文を挙げると、

と、2語で文章を作ることが出来ます。ただ、主語+動詞のみの文章が使われることは少なく、実際には前置詞と目的語をプラスすることが多いです。
自動詞を使った肯定文の作り方
自動詞を使った肯定文は
主語+動詞
で表します。
目的語をつける場合は、
主語+動詞+前置詞+目的語
で表します。
▼前置詞についての詳しい説明はこちら
よく使う自動詞一例
go【自動】行く、進む
come【自動】来る、(目的地へ向かって)進む
sleep【自動】眠る
laugh【自動】笑う
他動詞と間違いやすい自動詞一例
arrive【自動】到着する
apologize【自動】謝る
reply【自動】返事をする、返信する
自動詞を使った例文







他動詞を使った肯定文
他動詞とは、目的語を必要とする一般動詞です。
最もシンプルな例文を挙げると、

と、3語で文章を作ることが出来ます。
他動詞を使った肯定文の作り方
他動詞を使った肯定文は
主語+動詞+目的語
で表します。
よく使う他動詞一例
like【他動】好き、~を好む
have【他動】持っている、(友人や家族が)いる、(ペットを)飼っている、食事をとる、(病気に)罹る(時などを)過ごす、(会合などを)行う
make【他動】作る、組み立てる、(~を)生じさせる、間に合う、(~に)する
give【他動】あげる、与える、手渡す(情報、意見などを)伝える、(例を)示す
自動詞と間違いやすい他動詞一例
answer【他動】答える
approach【他動】近付く、接近する
marry【他動】結婚する
他動詞を使った例文







自動詞と他動詞の違いを知ってカタコトから卒業
自動詞と他動詞の違いがわからないまま文章を作ると、違和感のある文章になってしまいがちです。
例えば、「私は妹と庭で遊びました。」という文章を英語にすると、正しくは「I played with my sister in the garden.」になります。「play」という単語は、自動詞と他動詞の両方で使われますが、この使い方の場合は自動詞です。
なので、前置詞「with」が必須になるのですが、それを忘れて「I played my sister in the garden. 」と言ってしまうと、「私は庭で妹 遊んだ。」となり「~と」いう部分が抜けたカタコト表現になってしまいます。
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