【レッスン内容】be動詞と一般動詞の違い・be動詞の肯定文
前回は、be動詞の種類や使い方について学びましたが、今回はさらに掘り下げてbe動詞と一般動詞の違いや、実践で役立つbe動詞を使った肯定文の作り方を紹介します。
目次
be動詞と一般動詞の違い
英語の動詞は2種類あります。まずは、どう違うのか詳しくみていきましょう。
動詞…動詞とは、品詞の1つで動作や状態を表す語のこと。英語の動詞は、be動詞と一般動詞の2種類ある。
be動詞…主語と後に続く語句をイコールでつなぐ役割をする動詞のこと。存在や状態を表す。
一般動詞…be動詞以外の全ての動詞のこと。動きや状態を表す。
is
am
are
was
were
go(行く)
eat(食べる)
see(見る)
say(言う)
feel(感じる)
think(考える)
be動詞の肯定文
肯定文とは
肯定文とは、「not」や「?」がつかない文のことです。つまり、否定や疑問ではなくそのままの様を表した文になります。まずは、日本語でこれらの違いを把握しておきましょう。
彼はパンが好きです。→肯定文
彼はパンが好きではありません。→否定文
彼はパンが好きですか?→疑問文
be動詞の現在形・過去形とは
be動詞を変えることで、時制を表すことができます。現在形とは、「今」「現在」のことを表す時に使う語のことで、過去形とは「過去」「今よりも前」のことを表す時に使う語です。

日本語の場合
彼はパンが好きです。→現在形
彼はパンが好きでした。→過去形
と、なります。
be動詞の肯定文の作り方
be動詞の肯定文は
主語+be動詞+品詞
で表します。
主語とbe動詞はペアが決まっているので、主語によってbe動詞は決まります。その後には、形容詞や名詞などの品詞が続きます。
主語とbe動詞のペア一覧表

主語+be動詞+形容詞の肯定文(現在形)
be動詞と形容詞を併せることで、感情や様子を表すことができます。
▼形容詞についての詳しい説明はこちら→英語の形容詞とは?使い方とよく使う単語を知って表現の幅を広げよう【中学基礎英語.7】





主語+be動詞+形容詞の肯定文(過去形)





主語+be動詞+名詞の肯定文(現在形)
主語が単数の場合は、be動詞の後に続く名詞に冠詞がつき、主語が複数形の場合は、be動詞の後に続く名詞も複数形になります。
▼名詞についての詳しい説明はこちら→英語の名詞とは?意味や見分け方、複数形の作り方のルールを徹底攻略【中学英語基礎.3】




Thereで始まる文の場合は、その後の名詞が単数か複数なのかによってisかareを使い分けます。


主語+be動詞+名詞の肯定文(過去形)




Thereで始まる過去形の文は、その後の名詞が単数か複数なのかによってwasかwereを使い分けます。


主語+be動詞+所有格+名詞の肯定文(現在形)
所有格とは、「私の(my)」「あなたの(your)」「彼の(his)」「彼女の(her)」「その(its)」「彼らの/それらの(their)」など、所有する人(誰のものか)を表す語のことです。

▼所有格についての詳しい説明はこちら→英語の代名詞とは?混乱しやすい形の変化は一覧表を使って覚えよう【中学基礎英語.6】



主語+be動詞+所有格+名詞の肯定文(過去形)



be動詞を覚えて簡単な日常会話に活かそう
例えば、初対面の子供の同級生の親御さんに会った場合。「My name is popolon. I am Taro’s mother. I am Japanese.」 (私の名前はpopolonです。太郎の母親です。日本人です。)と、be動詞を使った肯定文だけで、簡単な自己紹介ができてしまいます。 be動詞をマスターしたら、ぜひ実際に使ってみてください。「会話ができた!」という経験が、英語の勉強意欲を高めてくれ、学ぶのが楽しくなるはずです。
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